REXALPHARシリーズ
RA FS FD 076 S
- UV硬化型の銀ペースト
- UV照射後に加熱処理によって10-5Ω・cm台の低抵抗化が可能
- 流動性に優れロータリースクリーン印刷にも対応可能なため高スループット
機能 |
UV硬化性、ロータリースクリーン印刷適性、高導電性(要加熱エージング) |
用途例 |
RFIDアンテナ、タッチパネル、回路形成、ICカード、電子ペーパー、ヒーター |
適応基材 |
処理PET、紙 |
代表特性 |
※上記値はいずれも代表値であり保証値ではありません
UV 照射量と体積抵抗率の関係
※条件 SUS400メッシュ 線径23μm カレンダー加工 乳剤厚10μm
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インキ使用方法・注意事項 |
- 本導電ペーストはご使用の前に十分に攪拌してください。
- スクリーンメッシュはSUS400、船径23μm、35μmカレンダー処理(硬化後10~15μm膜厚)を推奨します。
- 本インキは硬化直後から時間の経過もしくは80℃程度のエージング処理に伴い、抵抗値が低下し安定化する傾向があります。
- 印刷膜厚が15μm以上ではUV光が透過しきらず、硬化不良に伴う密着性の低下、抵抗値の上昇といった不具合が発生する性質があります。
- UV照射装置は高圧水銀ランプもしくはメタルハライドランプをご使用ください。ランプ出力は120~160W/cm(ランプ長60cmで7.2~9.6kW)を推奨します。またオゾンレスタイプや水冷タイプのランプは硬化不良を発生する可能性がありますのでご注意ください。
- ロータリースクリーンでの印刷速度は、空冷メタルハライドランプ1本当り120W/cm・10~20m/min.を目安にしてください。(但しデザイン・被印刷体の条件等により硬化条件は異なります。)
版洗浄方法
- 版の洗浄はケトン系溶剤のご使用を推奨します。弊社製品「S705溶剤2KC(シクロヘキサノン)」にて洗浄し「VC102溶剤C(MEK)」にて拭き取っています。
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ご使用にあたってのお願い事項 |
- 本資料は、弊社実験データの一例であり印刷・加工条件、基材等によって得られる性質は異なるため、保証するものではありません。ご使用に際しましては、その用途を含め十分にご確認ください。
- 本製品を取り扱う前には必ず「製品安全データシート」を読み、取扱いに注意してください。
- 本製品を海外に輸出する場合は必ず弊社までご確認いただけますよう、お願い申し上げます。
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