パッケージ紙化ソリューション

パッケージはもっと紙化できる

パッケージ紙化ソリューション
2030年のSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、世界的な環境規制強化や消費者の環境意識の高まりを背景に、パッケージ分野においてもプラスチック削減を目的として「フィルムパッケージの紙化」のニーズが高まっています。 
フィルムパッケージの紙化の可能性を広げるソリューションをartienceグループがご提案します。
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フィルムパッケージの紙化の課題

紙単層パッケージや紙・フィルム複合パッケージの登場により環境貢献度は高められますが、一方でその性能と製造工程においては、次のような課題が挙げられます。

紙化における4つの課題:1 パッケージの強度・耐久性、2 内容物保護、3 表面インキの剥がれ、4 包装機械との相性

従来構成との比較

構成 構成と流通 環境
貢献度
パッケージの
強度・耐久性
内容物
保護
項目インキ
剥がれ
包装機械
との相性
従来構成 フィルムラミネート構成
現在、食品パッケージで多く流通
三角 二重丸 二重丸 二重丸 二重丸
複合紙構成 紙とフィルムの複合構成
1次包装・2次包装で既に市場流通
丸 二重丸 二重丸 三角 三角
紙単層 構成 紙単層構成
2次包装で既に市場流通、但し用途は限定的
二重丸 三角 三角 三角 三角

artienceグループのご提案

幅広いラインアップ・素材技術により紙単層構成の課題を解決いたします。

ヒートシール剤でパッケージ強度・耐久性を向上

ヒートシール強度の比較
紙パッケージは、フィルムパッケージよりもヒートシール強度が低く、シール部から破袋しやすい課題があります。当社従来品の倍以上の強度を発現するヒートシール剤で、これまでよりも中身の重いパッケージの紙化を実現します。

バリアコート剤で内容物を保護

耐水/水蒸気バリアコート剤による内容物保護
紙はフィルムに比べてバリア性が劣り、水蒸気を嫌う中身のパッケージでは使い難いなど、用途が限定されていました。当社が開発した耐水/水蒸気バリアコート剤で、湿気に弱い内容物のパッケージの紙化を実現します。

OPニスで印刷面を保護しインキ剥がれを防止

上図:ニスが無くインキが取れている様子。下図:OPニス有りで、インキがとれていない様子。
紙パッケージでは印刷面が一番外側にあり、こすれによりインキが剥がれる可能性があります。様々な要因から印刷面を守るOPニスを豊富にラインナップしています。

従来の包装機械で製袋・充填加工が可能

ニスによる摩擦係数の違い
フィルムパッケージから紙パッケージに変更し、従来の包装機械で製袋、充填加工する場合、滑り性の違いから生産性の低下、ロスが発生することがあります。表面の滑り性をコントロールできる様々なOPニスをご提案します。

artienceグループがご提案する紙単層構成

構成 構成と流通 環境
貢献度
パッケージの
強度・耐久性
内容物
保護
項目インキ
剥がれ
包装機械
との相性
従来構成 フィルムラミネート構成
現在、食品パッケージで多く流通
三角 二重丸 二重丸 二重丸 二重丸
複合紙構成 紙とフィルムの複合構成
1次包装・2次包装で既に市場流通
丸 二重丸 二重丸 三角 三角
紙単層 構成 紙単層構成
2次包装で既に市場流通、但し用途は限定的
二重丸 三角 三角 三角 三角
ご提案
紙単層構成
紙単層構成(弊社コーティング剤使用)
2次包装用途拡大と1次包装に展開可能
二重丸 丸 丸 丸 丸

紙パッケージの実現に向けて

artienceグループがご提案するヒートシール剤やOPニス等のコーティング剤により、パッケージの紙化における4つの課題を解決、紙単層構成の可能性を広げます。これにより、プラスチック使用量を大幅に削減させ、パッケージの環境対応を推進します。

パッケージはもっと紙化できる。
artienceグループがあなたの紙パッケージの未来を作ります。

紙パッケージの実現に向けて

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東洋インキ株式会社

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