環境負荷の少ない商品や製品を選択・購入する動きが全世界で広がる今、環境報告書やCSRレポートなど環境配慮に関心の高い印刷物をはじめ、食料品パッケージなど環境対応を配慮した商品や製品が求められています。東洋インキのUVインキは、non-VOCインキであり、大気汚染などへの影響が非常に低い、環境にやさしいインキです。

non-VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds;VOC)を含まない(non-)という意味です。つまり大気環境保全に優れた環境対応型インキと言えます。
また、一般のUVインキは脱墨しにくいため古紙再生処理に適さないとされてきましたが、東洋インキの高感度UVインキはその課題を解決し、「リサイクル対応型UVインキ」としてエコマークを取得。これにより印刷物のエコマーク取得やリサイクルA取得にも貢献可能となりました。

UVインキは紫外線(UV)の照射エネルギーで光化学反応を起こし、瞬間的にインキを硬化・乾燥させる速乾性のインキです。UVランプの利用による電力消費が課題となっておりましたが、高感度UVインキは照射量が従来の1/3での硬化・乾燥が可能となり、印刷工程時の省エネルギー、CO2削減に大きく貢献します。